医師である前に、一人の人間として患者と向き合ってほしい

仕事柄、医師面談で主治医と話す機会が多くあります。きちんとこちらが疑問と思う質問に答えてくれる医師もいる中、対応の酷さも目立ちます。

そんな医師たちに共通する言葉があります。

それは、「医者がそう言っているのだから」という言葉です。

パターナリズムという言葉が福祉の分野にはあります。

端的に言えば、患者の利益のために動いているのだから、医師の言うことに従っていればよい、という考えです。

前のブログでも書きましたが、半年、1年と長期での治療を余儀なくされ、結果的に症状が治らずに、24時間365日、痛みやしびれ、その他の不自由な生活を送っている患者がいるにもかかわらず、診断書では、経過は良好、症状は改善してきている、ということを平然と記載する。

そんなことを書かれたら、現在の症状が反映できず、誤った評価の後遺障害認定を受けることもよく発生しています。いわば医師による二次被害と言えるでしょう。私は失礼を承知で、患者を引き連れて、これのどこが改善しているというのですか?と言わんばかりに、当たり前の質問を投げかける時もあります。

患者の苦しみは、患者の立場にならないとわからないことが多くあります。

体験したこともないのに、医師は患者以上に、患者の症状を理解することは不可能であり、患者の体を治すのは、医者ではなく患者自身である、という当然の理解をできていない医師が多くいるようです。

医者は所詮、患者の声に耳を傾け、自分の持つ医学的知識を活用し、患者に合う治療法を試行錯誤する程度しかできない存在であることを理解してほしい。

説明がめんどくさい、という医師は、何のために医師になろうとしたのか、医学部に入ろうとした頃の志を思い出してほしい。

また、そういう医師を生み出した原因は社会にもある。

医師会をはじめ、医師の倫理規則に反する医師がいても、その医師を律する機関がありません。いわば、なにをやっても許される状態です。特に外科手術など医療ミスが指摘されにくい個人医院などはそうです。

政治的な絡みで、医師は優遇される場面もあると聞いています。しかしそんな環境下では、いくら患者の権利とかを倫理で標榜しても意味がありません。

どうか、倫理に反する対応をする医師を律する機関を作ってほしい。

そんなことを、ヤフーニュースを見ながら思いました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000110-dal-ent