経過良好でも14級認定

経過良好

頚椎捻挫で保存的治療を行っていた患者さんです。

「保存的治療を行い、経過良好」・・・・・

ご本人は、頸部及び右上肢の症状の改善が見られず、それでも定期的な治療に専念して、

いよいよ症状固定し後遺障害の申請を、という矢先に、保険会社から取り付けた診断書には、

「保存的治療を行い経過良好」の文言が、初診月~症状固定月まで一貫して記載されていました。

ほんと、嘘を書くのはやめてほしいものです。

 

主治医にこれはどういうことか?と問い正しましたが、納得のいく説明を受けることができませんでした。

医師の説明では、「症状は不変だが、経過は良好だ」と言うのです。引くに引けない苦しい解釈。

医師は単に説明すればよい、ということではなく、

患者が聞きたいと思っていることに対して、わかりやすい言葉で説明し理解してもらえるように

努めなければなりません。これが医師の患者に対する説明責任であると私は考えます。

 

そこで、客観的にどんな治療を行っていたのか、受傷態様などを詳細に明らかにし、

調査事務所には、初診時からの症状とそれを裏付ける治療内容を明記し説明しました。

 

「保存的治療を行い、経過良好」・・・・

必ず指摘されると思い、異議申立てを視野に入れていましたが、

どうにか14級9号の認定を得ることができました。